糸を指でつむぎ出し、気の遠くなる手仕事によって作られる結城紬と、

一年を通じて締めることのできる、凛とした博多帯・真綿造形帯の展示会を行います。

絹糸と木綿糸とで織られた「もめんちぢみ」、博多帯の代表柄「博多帯・献上」など

期間限定で特別価格の商品もございます。

ぜひこの機会に職人たちの技術の結晶をご覧ください。

 

《結城紬》

茨城県結城市・栃木県小山市を中心に織られている結城紬。

国の重要無形文化財の指定を受け、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。

今回ご紹介する結城紬はやわらかな真綿糸を職人が丹念に手織りした「本場結城紬」はもちろんですが、

「木綿糸」と混ぜて織りあげた「もめんちぢみ」や結城の語源にもなっている「ゆうの木」の染料を使用した

優しい色彩の結城紬も一緒にご紹介いたします。

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《博多帯》

「献上」柄を代表とする博多帯。糸の浮き沈みが並びあい精緻な表現が施されています。

独特のシャリっとした手触りが締まり心地の良さを感じさせます。

一方ドット、ライン、スクエアなどのシンプルなデザインが特徴の真綿造形帯。

柄を見るや他にはない立体感があふれ、手触りは柔らかな真綿糸から優しさが伝わります。

どちらの帯もカジュアルなシーンにとても役立ち、お締めいただく季節も袷・単衣を選ばない優れものです。

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日程:平成28年9月9日(金)〜13日(火)

時間:9:30〜18:30(最終日のみ17:00閉場)