織屋さん 紹介
桐生織OLN(おるん)(井漬織物)
桐生織。群馬県東部「桐生」の織物の歴史は古く奈良時代にまで遡ることが出来る。
関ヶ原の戦いで徳川家康が桐生の白絹を幟に使用したことで国内広く知れ渡るようになったといわれ、江戸時代以降桐生の絹織物は、京都の西陣と並び称され日本の基幹産業にまで発展した歴史がある。
今回紹介するOLN(おるん)さんは、70年近くも続く機屋で桐生織りの伝統を受け継ぎながらも、ともすると崇高で非日常なものに見なされがちな、「伝統の技」をもっと生活に寄り添う身近なものとして、「みんなの暮らしの役に立てたい」、「織物が暮らしの彩りであってほしい」、との思いで、作品作りをしていらっしゃいます。
色柄がモダンで、颯爽とした印象のOLNの帯から、作者の思いが伝わってきます。
ぜひこの機会にOLN帯をご覧ください。
ドットの繊細な織り柄の地に絞りで染めつけ、夏の光に映えそう。
桐生織:歴史ある桐生織りでも、現在機屋さんは数えるほどに少なくなってきていますが、織りに絞り染めまで一貫して独自の作品作りをするような機屋さんもでてきて、OLNさん以外にも新たな桐生織の世界が広がっています。
夏帯 特集
<単衣>
夏の暑さが一層厳しく、また長くもなってきているため、時期的な帯選びが悩ましくなってきています。昨今前倒しで5月頃から始まるようになり、長くなった単衣の時期。
その時期も半ばになって夏の気配が濃くなりだしたら、帯は季節先取りで夏九寸帯などの透け感抑え目の「夏帯」を合わせ始めましょう。
もちろん「夏帯」なので、単衣が過ぎたらそのまま夏きもの に合わせて。
抑え目の透け感。
<夏きもの >
暑さも本番、夏きものの時期になったら、帯も麻などの夏素材で、芯の入らない八寸帯などが暑さ対策にはおすすめ。涼やかな図柄を取り入れたり、見た目の涼感にもこだわると暑さもまた楽し。
夏きもの 麻縮/綿麻/夏繊維/木綿しじら
<小千谷縮 >
独特のハリを透け感で涼感あふれる着姿は、夏きものの中でも特段に美しい。
<近江縮>
しなやかさが特徴。さらに経糸に近江縮、緯糸に触感冷感の木綿糸をつかった夏に嬉しい着心地のアイスコットンシリーズも人気です。
<夏繊維>
さらり、ひんやりの質感で人気のセオアルファ。単衣と盛夏の時期を快適に過ごせます。
今年は唐草柄やぼかし柄など。
<木綿しじら>
遠州のしじら織。
素朴な伝統柄の染めが施されたものや、シンプルな縞柄。
襦袢 夏の「洗える」襦袢
夏の襦袢地は吸水速乾で着心地が良く、洗える素材がやはりおすすめ。
そんな素材も、いろいろと工夫を凝らして開発され種類が増えてきています。
それぞれの特徴的な点は。。。
・アイスコットンと麻 <無地>
無地なので普段使いとして、暑さを感じる時期の4〜10月位と長く着用可。
・竹とポリ <絽>
麻の普段着から絽の着物まで。絽目が入るので夏きものに。
・麻とポリ <紋紗>
夏の普段着に。ストレッチが効いて動きやすい。
・麻 <紋紗>
自然素材志向。紋紗なので薄手でしなやか。
<あしべ織の肌襦袢>
吸水性の高い天然繊維がおなか周りについていて汗を吸水してくれるので、着物や帯を守ってくれます。夏だけに限らず、冬の暖房汗にも安心。
<せいたオリジナル「洗える 簡単 長襦袢」>
気楽な襦袢としては、ワンピース型の筒袖長襦袢。
袖はマジックテープで着脱可能。
上身頃・レース袖:綿
裾・衿:キュプラ
※塩瀬の衿がついています。夏には夏衿をつけて。
【別売】
変え袖:ポリエステル/麻
マジックテープで着脱できます。
羽織・コート
・綿ボイルの羽織コート(綿)
無地でモダン。ショールカラーに身八つのあきがない船底袖の羽織風コート。
・レースの羽織(各種 ポリエステル)
今時よりすぐにお召しいただける仕立上りのレースの羽織。
・うすものの道行(レーヨン、シルク、ナイロン)
敬遠しがちな薄い色味も、ドライクリーニング可であれば気兼ねなく。涼しげに軽やかに。
2019 きもの せいたの浴衣情報
今年もゴールデンウィークの頃より、浴衣の反物・仕立上りのもの、ともに入荷予定です。
浴衣の前に単衣としてもお召しいただけるような柄行のものなどは、毎年早くより人気となります。
是非お早目に見にいらしてください。
2019 Calen Blosso
期間限定 特別企画
毎年好評のオーダー会を今年も開催。
<菱屋の鼻緒でお誂え>
カタログにも載っていない菱屋の色柄鼻緒がいろいろ揃います。
合わせやすい小紋柄からフォーマルラインの鼻緒まで。
お好きな柄を選び、それに合う台を選んで、自分だけのお草履を。
新たに軽量化された台やLLサイズの台も加わります。もちろん鼻緒のすげ加減指定も可能です。
<バッグ>
シンプルなデザインの革のバッグもカレンブロッソの人気者。
カフェぞうりと同じ革を使っているので、豊富なカラーバリエーションのなかより好きな色でバッグと草履のセットオーダーもオススメです。
※お誂上りまで2〜3ヶ月予定。