■ 9月12日(金)~23日(火・祝日)
“綿きものフェア” を開催いたします。
普段着の代表格として、全国各地で織られていた綿やウール。今も産地ごとに意匠、風合など豊かな地方色を味わうことができます。その特色を知って、カジュアルな着こなしからちょっとしたお洒落シーンにまでもっと綿のきものの活躍の場を広げて楽しんでみませんか。
§ 産地別の特色
・片貝木綿【新潟県小千谷市】
太さの違う糸を使い凸凹の織地を作りだす。薄手でさらっとした肌触りが心地よい。粋になりがちな縞や格子も片貝では淡い柔らかな色味でかわいい印象。
・会津木綿【福島県会津若松市】
厚手で丈夫な生地。縞の多様さは昔の人が日常着を縞でいかに楽しんでいたかが窺えるほど。なかにはヨーロッパのテキスタイルを思わせるような色味もあり楽しい。
・伊勢木綿【三重県津市】
厚手でしっかりとし、着こむほどに柔らかな風合いになる。いまの生活の中にもさらりと溶け込めるようなシンプルな柄行やポップな柄は伊勢木綿の独特の表情。写真の反物は男物、男物で女性着物のお仕立ても面白い。
このほかにも遠州木綿、松坂木綿、久留米絣、伊予絣などもございます。各地の木綿反物、また各木綿のプレタきもの、それぞれ多数そろえております。これほどの豊富な品揃えをご覧いただける機会はめったにございませんので、是非店頭でその風合・表情をご覧ください。 お好きな色柄がきっと見つかります!
各木綿の紹介、詳しくはチラシもご覧ください⇒ 2014e7a78befbd84efbd8d11
§ シーン別コーディネート
<A>友人とカフェランチへ
縞でも細かい多色の縞でワンピース感覚の木綿きものに、遊び心たっぷりのプリント柄の綿の六寸帯を合わせて。足元は軽い印象の下駄で、全体的にカジュアルにまとめて。きものの下も筒袖で半襟の付いた便利な半襦袢と裾除けで気楽に気軽にをモットーに。
<B>芸術の秋、美術館でアートを楽しむなら
格子というよりもチェックと呼びたくなるような、淡い色の大きな格子が印象的なきものに、格子の正絹帯。シンプルな中にも可愛らしさを演出しましょう。美術展のテーマに合わせて半襟や袖の柄を選んでみたりするのも楽しい半襦袢を選べばアート気分アップ。草履はなんといっても歩きやすいカレンブロッソを!
<C>観劇やコンサートなどにおでかけ
観劇などお洒落な洋装姿が集まる場に出かける場合、フォーマル感をだしつつもシンプルでモダンなきもの姿にしたいもの。無地感覚の松坂木綿に、刺繍の華やかな名古屋帯をあわせ足元を草履にすれば、きちんと感のあるモダンな着物姿に。きものの下も、木綿でありながらもフォーマル感のある色柄の長襦袢できちんと感ぬかりなく。
カジュアルな着こなしからちょっとしたお洒落シーンまで、綿きものをどんな風に着たいですか?どうぞこの機会にご来店のうえお気軽にスタッフにご相談ください。お待ちしております。
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